生島淳「コーチングとは信じること」の感想

 スポーツの世界のコーチングの話。

 オーストラリア出身のコーチから見た、日本人の特性や、その他の国の特性などがラグビーという視点を通して語られている。

 コーチングという側面よりも比較文化論的な感じが強いような感じがした。

 文章は分かりやすく、具体例に基づいて話が進むのでとても読みやすいし、興味を持って読み続けることができた。

 突き詰めていけば、教育の問題が大きいのかなという感想をもった。

 コーチングといってもスポーツの世界に特化しているので、ルータイススのコーチングとは少し分けて捉えた方がいいかもしれない。

 エディージョーンズお勧めの本もスポーツに関するものが多い。

 人がお勧めする本については、ジャンルが何であれ、どういう理由でお勧めなにかであれ、ついつい引き込まれてしまう。

 なぜ、その本がいいのか、その人の視点が面白い。